ハンサム
【意味】 ハンサムとは、美男子。顔立ちのよい男子。
【ハンサムの語源・由来】
英語「handsome」からの外来語。
「handsome」は、「Hand(手)」+「Some(〜しやすい)」からなる言葉で、「手で扱いやすい」という意味である。
顔立ちが良いと女性を手で扱うことも容易であることから、「ハンサム」と呼ばれるようになった。
 
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ハムサン
【意味】意味不明存在!
【ハムサンの語源・由来】
当時は山口県徳山市(現在の周南市)に住んでおり、あれは中学2年生の初日だった。掃除時間にサボって本(中2コース)を読んでいた私を「あんた、掃除せんかねー!(怒)」と言いながら持っていた箒で私の尻を打つ者があった。後で知ったが学年の3マドンナのひとりだった。K子はHRの同じ班割であり、会話を重ねるうちに仲良くなる。K子は理科が苦手であり中間テストだったか期末テストだったか対策を手伝うことになった。初めてK子の家に行き、K子のお母さんに自己紹介をした。「よしだただしです」「ただしくんどんな字なの」「公園のコウ、おおやけ、一文字です」「・・・コウ・・・公・・・ハムちゃんじゃあ!」
以来K子の家には何度も行き、お母さんとも親しく接していただいた。その家でのみ、私は「ハムちゃん」と呼ばれていた。なんだか別の家庭の一員にでもなったような気分が湧き、K子への淡い、恋のような感情も萌芽していたであろう。だが、父の転勤により僅か1年と4ヶ月でハムちゃんは福岡市へ引っ越すこととなった。

年月は過ぎた。橋の下をたくさんの水が流れた。
「先生の名前くさ、何て読めばよかとねー?」WEB制作講座の休憩時間、喫煙場所に集まった生徒のひとりが名札を覗き込んで訊いてくる。
「あぁ?知りたかとや?」中年となっていた私はこの名前の読みを訊かれることに既にうんざりしていて、かつ教える立場の優位性からか何となく意地悪な気持ちがあったのだろう、素直に本当の読みを教えたくなかった。一瞬、脳のなかの時間軸ポインタが40年戻る。
「お前は片仮名も読めんとか。ハムたい!」
2秒と少しして、喫煙所には哄笑が湧いた。
 
その生徒Mは見どころのある青年だったので、私も本格的に育ててみる気持ちが湧き、WEB制作講座終了後も師匠と弟子のように付き合いが生まれた。彼は私をハムサンと呼び始めた。
「お前、その呼び方をほかで言うんじゃないぞ」
少年の頃の淡い、清浄で無垢な恋心。それに連なる私の呼称はは私の密かに仕舞っておきたい宝のひとつなので「ハムちゃん」「ハムサン」は私にとって気安く使われてよいものではないのだ。馬鹿馬鹿しい笑い話だがそうだったのだ。
 
関東で新しい人間関係が出来始め、その中心人物F君と進めていた事業に必要なロゴデザインを弟子のMに担当させた。そのやり取りの中で弟子Mが「ハムさん」を使うものだからF君にもそれは伝染してしまう。F君は以前優秀なセールスマンでもあったせいか、覚えやすい印象づけを無意識のうちに行う習慣になっているのだろう、誰かに私を紹介する際、必ず「ハムちゃん」と添える。やがて私は誰からも「ハムちゃん」「ハムさん」と呼ばれるようになる。

40年間以上も封印していて、地元でも誰ひとりとしてそうは呼ばなかったのにね。
今じゃすーさんやコータから「ハムじい」だよ(笑)
元フェアリーやらさっちゃんからもだよ。
大人達に告ぐ。Ham-GのGは爺に非ず。GreatのGであるぞ(笑)