住んでいる村は過疎の村である。そもそもココに住むようになったのも過疎対策の企画(1月1坪100円の借地、15年定住で無償譲渡)に乗ってのことで私が入った時には既に全盛期の半分以下の人口であった。何とか活性化させ人口を増やしたいと村はあの手この手で定住対策を打ってきたが人口は目だった増とはならず何とか減を食い止めているに留まっている。私と同じように外から入った人の中には「過疎だからいいんじゃないか。だから来たんだよ。」と言う方もいらっしゃる。私も都会にうんざりしていた口なので気持は大いにわかる。

村内の公園で経営するレストランは不振である。気候のいいときほんの短期間だけドットコム。いつ来るかわからない客をじっと待つのはかなりの苦痛を伴い、店主いわく「頭がおかしくなりそうよ」ということで閉店を検討している。公園自体はそこそこに魅力的でアクセスもそんなに悪くない。わずか15分の隣村では年商2億までになった野菜の露天商があるくらいだからやり方次第なのはわかっている。でもそうした賑わいをもたらすには個人の力では難しい問題がたくさんあるのだ。