以前、Akemisanの「徒然に」にこのようなコメントを寄せた。

自分の娘や息子に、自分の欠点である部分の 類似性を見たとき、怒りがこみ上げてきます。
性の起源というのは種の弱点を補完するために (分裂での増殖だと全くのクローンにしかならない) 別の種と体組織の一部を交換することに始まった という説があります。
自分と似た別の個を弱点補完して次世代に残す。 この目的が失敗に終わったことを悟って 原始の記憶にある感情が揺さぶられるのでしょうか。
DNA、造物主の英知と呼びたくなる素晴らしい 仕組みですがいいとこばかりを残していけない ところがまた面白悲しいというか・・・Sigh


長男がこちらの思惑に沿わず、イライラ。つい大声で叱ったり、長々と説教したり、ときには手を上げたり・・・何ヶ月も家内と(息子もそうっだったに違いないが)つらい日々を過ごし一時は家族関係が崩壊せんかとするばかりだった。
先日藁にもすがる思いでスクールカウンセラーと面談したところ「好きなモノは止められ、嫌なコトばかりでエネルギーを無くしているのですよ」と。「子供をこちらに合わせさせるのは無理ですよ」とも。
びりっケツから抜け出し、幼児性と決別し、強く正しく成長して欲しいと考えた親の方が間違っていたようです。もう、やかましく干渉するのはやめ、パソコンもゲームもマンガも許しました。すると息子は自分から話しかけてくるようになり、彼なりに楽しみは自制して課題も提出するようになってきました。良くて親並みとあきらめ、彼の人生彼のものってことにするかなぁ。家族で楽しく過ごせることの方が大事だモンなぁ。