我が家には「ドジィ」という生き物が生息している。まあ、セキセイインコなんだけど初めて飼った小鳥がこんなにかわいいなんて思ってもいなかったので、すっかり情が移ってしまい、わしらにとってはもう単なるセキセイではない特別な生き物なのだ。

多分ピ−ナッツの半分程もないだろう脳味噌に人間のコトバや犬(みーちゃん)の物真似、他の鳥の物真似、周囲の音を詰め込んで今日もランダム再生している。

ドジィ〜」「ドジィちゃん」「おい、ドジィ鳥」「ドジコ(自分の嫁の名)」「ちょ〜だい」「みーちゃん」「ちゅ、ちゅ、ちゅ・・・(母親が赤ン坊をあやすときのアレ)」「ケホケホ(咳払い)」家内が子供に小言を言う口調で意味不明の長いしゃべりetc・・・これに家族各人やじゅんこバージョンが存在していて楽しませてくれる。珈琲タイムに「ドジーちゃん、ちょ〜だいっちゅ、ちゅ、ちゅ」と言うのを聞いて、「あぁ、今のは娘の声だ」などと思う。

最近では覚えた語句−尤も鳥にとっては単なる音でしょうが−をアレンジし始め「ドジジィ〜」だの「ドジィーだいっ」とか言う。顔を寄せるとカゴの手前に張り付いてくるし(嫁のドジコは反対側に避けるんだコイツが)人の頭の上にいるのが好きだし、まあ何ともカワイイもんだ。

ちなみに命名は7年程過去の末息子。ある日ソフトブロックで何やら鳥にも飛行機にも見えるものを作ってきたので「それは何だ?」と尋ねると「どじぃ〜」と答える。
「どじぃって鳥?」「動物?」「飛行機?」いずれにかぶりを振るので多分架空の生命体みたいなものだったのだろう。そのときの名前が7年間宙に浮いていたのでこのセキセイにつけられたのだった。

ドジィの声もお届けしなくちゃね。

小言を言う家内? 定番ドジィちゃん