いや、これは過去のハナシです。

わしがな、よせばいいのにちょっとマジメな、前向きな気持ちになって
(これを「つい出来心で」と言わずして何という?)
とある研修に参加したと思ってくれ。
そこでな、参加者の席順は開催者側で決められていて、コレが固定的なものである、としよう。
研修会場に並ぶのはふたり掛けのテーブルでちら、と横を見やるとわしの隣にはショートボブの小柄な若いオンナが座っている、そういう状況。
正面にいる講師のハナシを聞いているときは視界の隅だが、プロジェクターの投影先のスクリーンを見るときはそいつの横顔が必ず視野、それも中央に入るわけですな。
ちょっと不機嫌そうなジュディマリのYUKI?みたいなそのオンナは一見して変わっていて持ち物とかファッションが良くも悪くも個性的なものを好むらしいとわかる。ちゃらちゃらジャラジャラと、男の目から見ると余計なモノをあちこちに着け、人を裸足ではなくさせるそれのマルボロがスポンサーについたレーシングマシンのような蛍光オレンジにもびっくりさせられる。到底マジメな研修にフィットしているTPOとは言い難いのである。開催者は「自由にOK」と言うとりましたがなあ。
不機嫌そうな横顔はそれほど好みではないものの、別の機会にはす向かいに座って見たらこれがちょっとイイ女の部類に入れてよい、というか、蒼井優をイメージさせるやんか!それも役どころとしては純真でひたむきで傷つきやすい感性そして才能・・・はぐちゃんか?
ほとんど笑顔を見せることのないそのオンナは明るい色のバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲー(元はといえば大英帝国で生まれたオモチャみたいな、しかし、クラッチやステアリングなど操作系異常に重く「ひぃ〜・・・」と言いたくなるボーイズレーサー的なあの車両ですよ)の手になる小ぶりなワッパを駆り、制限速度を30km/h以上も超過してブッ飛んで行く、やんちゃな面も持ち合わせているようである。
ううむ。富ぅ〜士子ちゃんみたい。いいかも・・・












しかし、である。

後日見るつもりもなくだがしかし内心「いいかも」と一旦は思っちゃってるもんだからやっぱりいつの間にか観察モードに入っちゃったんだねわし。いや、スクリーン見るときにどうしても視界に入っちゃうんだから仕方ないデショこれは。

講義が始まり、ほんの2メートル程先で講師先生が一生懸命話しておられるというのにですよ、はぐちゃんはネックレスを外し始め何と鎖の間の垢なのか繊維屑なのかは知らんがその掃除を始めるわけです。除去した謎の物体は机上からぱっぱと床に払い落とされてハイ、作業終了。

(え、このひと何しよるん・・・?何かキタなくね?)

ネックレス掃除が済んだら次は携帯電話を出してメールチェック、返事。目の前にPCもあるもんだからWEBメールもチェック。

(ちょっと失礼かよねぇ・・・)

その後も、ときどき「ん、ここ重要」と判断したらしい部分をnotepad.exeにて打ち込みはするものの基本的にハナシを聞いているんだかいないんだか、ずっと携帯電話触りっぱなしなんである。

(もし俺が講師やったら退場命令出すか、講座STOPして腰に手を当てガン見するかだな・・・)

なあんだ、正体分かったよう。どぎつい色使いのファッションセンスや変わった持ち物や派手なクルマにそこそこの美貌、ついうっかりダマされるとこやったぜ。アンタはアレだ。単なる非常識で礼儀知らずの見て見てオンナやん。そんな不躾な受講態度で暇つぶししなきゃならん程充分な知識があるのなら研修なんぞ来にゃエエのに。ふざけ倒せよ〜こっちも行く気なくすで全く。

・・・と、過去あったこと思い出して書いてみました。















1秒前でも過去やけどな。はは。