そのように思えば、
ひとつの仕事を
その人との会話を
一度のメールを
一本の電話を
日常のひとコマを
行動の決定を
踏み出す足を
おろそかにしないで済むことだろう

一期一会
毎日顔を会わせ
何度も会う相手でも
一緒に暮らす家族でも
それはそうかもしれないのだ

数億年前の星の輝きが
今網膜に映り脳に届く
人生は一瞬だと

娘とふたり喫茶店に行った
行けるものならまた行こう
息子ともいってみようかな

腕の中の犬に心で語る
おまえはここに来たんだね
他のどこでもない場所で
ほかのいつでもない時で
今この一瞬を
一緒に生きてくれるんだねと

また今日といういちにちが与えられる