嵐の夜に親父が仔犬を拾ってきた。びしょ濡れで彷徨い、可哀想だから雨宿りだけさせるのだと。段ボール箱に入れ、上がり口に。夜中、親父の水虫の趾(あしゆび)をカリコリ齧るものがある。親父は可愛くなったのだろう、飼うことになった。名前は『サイクロン』とつけた(笑)45年くらい前のハナシじゃよ。1号本郷猛、2号一文字隼人の時代ね。